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博物館 網走監獄

北海道網走市呼人1-1

撮影日:2007年07月14日

五翼放射状平屋舎房

 明治45年から昭和59年まで実際に網走刑務所で使用されていた獄舎です。
中央見張りを中心に、5本の指を放射状に広げたようになっているために、五翼放射状舎房と呼ばれています。

 この建物の特徴は、少人数でも監視しやすいという利点があり、ベルギーのルーヴァン監獄を模したものと言われています。
 5棟のうち雑居房は収容定員3〜5人で126室あり、部屋の広さは、畳6枚敷、独居房は収容定員1人で100室あり、部屋の広さは畳3枚敷、雑居房の廊下側の壁は、「斜め各子」で等間隔に「スキ間」を置きながら作られているため(ブラインド方式)、廊下をはさんで向かい側の中は互いに見えないように作られています。独居房は「くの字各子」で作られており、換気のためのわずかな隙間はありますが、廊下側からも部屋の、中からも見えない造りになっています。

・建築年代 明治45年
・移築年代 昭和60年
・面積 3,333.72u




 五翼放射状舎房の中央にある見張台です。放射状に広がる通路を少人数で見渡すことの出来るように工夫されたものです。

 中央監視の見張台の中へ入って見て見ると、端から端の通路が見渡すことが実感できます。


網走監獄五棟放射状舎房平面図


明治45年の網走監獄舎房内部




     
     
     
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