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松前藩屋敷

北海道松前郡松前町西館68

撮影日：2007年07月30日









髪　結

　現在の床屋。当時髷を結うのは専門の職人でなければ難しかったのです。
店には待合室があり、社交場の役目も果たしました。


漁　家

　この漁家は、松前の中流漁家を表現したもので、長柾葺、板シャクリ（板外壁）、石置屋根である。
漁家は用具の集積や、網の修理の作業を便利にするため、土間を通し庭にしているのが特色である。
　松前の場合、中流漁家は磯舟または保津船を持ち、にしん刺網五反（一反は、網の長さ二丈七尺へ約8m10cm、深さ十尋、約18m）を一放としたものをもってにしん漁業をし、2、3人の出稼者を使用し、一漁期およそ三十両程度の利益があった。
（当時、江戸庶民の年間生活費は、十両程度であった）

　 　 　
　 　 　
　 　 　
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