平安神宮
明治28年(1895年)平安遷都1100年記念に、建立された。
桓武天皇を祀り、京都全市の総社といわれる。
社殿は平安京大内裏、朝堂院の様式を模したという壮大なスケールで朱の列柱、緑の瓦屋根、広々とした白い庭…色彩のコントラストの鮮やかさ、きらびやかさは平安の昔をしのばせて華麗だ。
神門は応天門とも呼ぶ豪華な二層の楼門、拝殿はかつての大極殿をモデルにした大建築で金色の
鴟尾が輝く。また歩廊左右の楼閣も凝った造りであでやかだ。
神苑は社殿を囲むように広がる回遊式庭園で、桜、花しょうぶ、睡蓮、萩、紅葉などの名所としても知られる。
東苑、中苑、西苑、南苑の4つに分かれた回転式遊苑で、明治・大正期の庭園の傑作とされ、東苑は平安時代の様式を伝えるといわれ、水面に影おとす橋殿など風雅なたたずまい。
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