【歴史的建造物】
夕張の炭鉱開発を手がけた北海道炭礦汽船(北炭)は、滝之上水力発電所と清水沢火力発電所を建設し、各鉱の送配電を統括しました。
この建物は、れんが壁と白色で縁どるアーチ窓の外観が印象的です。正面の窓上には、北炭の社章をかたどる星印の色ガラスが収まっています。
内部は床から屋根裏まで一体となった空間で、中央に発電機が据えられています。れんが造の建物とは思えないほど広く、明るい空間です。1994(平成6)年北海道へ譲渡され、操業が継続されています。
[建設年]1924(大正13)年12月[構造]れんが造平家 |