昭和天皇行幸啓記念碑
昭和43年9月、開道百年記念式典のご臨席のおりに、ご来市になられた天皇・皇后両陛下は、稚内公園の『九人の乙女の碑』の前で、当時の浜森市長より九人の乙女の悲話をお聞きになりました。
両陛下は、目頭に涙を浮かべられ、深く頭をお下げになり、九人の乙女の冥福をお祈りされました
後日、この時のご感銘を次ぎの様に詠まれました。
御製(天皇)
樺太に命を捨てし たおやめの 心思えば胸 せまりくる
御歌(皇后)
樺太につゆと消えたる おとめらの みたまやすかれと ただいのりぬる
両陛下の御製・御歌は、行幸啓記念碑に刻まれ、昭和44年8月に除幕されました。
|