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北海道札幌市中央区北一条西2丁目
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E.Howard社製 塔時計 3867
シリーズ番号3867番を記したこの塔時計は、1928年頃にニューヨーク州コーンウォールのファースト兄弟絨毯制作工場に据え付けられていましたが、時代の変還と共に電気時計にその座を譲り長年放置されてきたものを、今回塔時計修復の専門家である米国のバルザーファミリー社が制作時の姿に修復したものです。 |
脱進機 |
時計台の時計機械はおもりの下がる力(重力)が各歯車を通って脱進機(ガンギ車とアンクル)に伝わり振子によって時間を調速する
振子だけでは、空気抵抗等により必ず減衰し、止まってしまいます。それを補っているのが脱進機です。 アンクルは振子と連動しており、アンクルがガンギ車より外れる際に振子を押すので振子は止まらずに動き続けます。また、振子の規則正しい動きがアンクルへ伝わりガンギ車で回転運動に変換され時計機械が正確に動く仕組みとなっています。 |
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