ページのTOPへ
TOPへ 時計台 時計台1 時計台2 時計台3 時計台4 時計台5 時計台6

時計台

北海道札幌市中央区北一条西2丁目

撮影日:2007年07月25日




E.Howard社製 塔時計 3867

 シリーズ番号3867番を記したこの塔時計は、1928年頃にニューヨーク州コーンウォールのファースト兄弟絨毯制作工場に据え付けられていましたが、時代の変還と共に電気時計にその座を譲り長年放置されてきたものを、今回塔時計修復の専門家である米国のバルザーファミリー社が制作時の姿に修復したものです。
 なお、この塔時計は、米国のE.Woward社の時計技師であったダナ・ブラックウェル氏と北海道工業大学西 安信教授との長年の親交に基づいて、二十余年にわたる探査の結果見つけ出されたもので、その取得・修復・展示は、札幌に医療法人団体 ひとみ会 回明堂眼科医院が開業100周年記念事業の一環として取り組み、同院より時計台の寄贈されたものです。

脱進機

 時計台の時計機械はおもりの下がる力(重力)が各歯車を通って脱進機(ガンギ車とアンクル)に伝わり振子によって時間を調速する 時打重錘振子式(ときうちじゅうすいふりこしき)時計です。
 振子だけでは、空気抵抗等により必ず減衰し、止まってしまいます。それを補っているのが脱進機です。
 アンクルは振子と連動しており、アンクルがガンギ車より外れる際に振子を押すので振子は止まらずに動き続けます。また、振子の規則正しい動きがアンクルへ伝わりガンギ車で回転運動に変換され時計機械が正確に動く仕組みとなっています。



     
     
     
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送