北海道小樽市色内２丁目

　明治４０年建築、木造二階建ての歴史ある建物です。
　堺町通りの歴史的景観を構成する主要建築になっているそうです。
　明治の頃には母屋から左手の蔵まで一体にひさしが続き店先を開放していたそうです。

　北一硝子のお店が続く中で一際目を引く建物が北一ヴェネツィア美術館。
館内ではヴェネツィアンガラスを展示しています。

　小樽はガラスの街として知られているが、小樽観光の名所となっている北一硝子が、倉庫を再生利用し、小樽観光の目玉として全国的に有名になった建物である。
　建てられたのは明治24年、海産物業・倉庫業・船問屋・不動産業などで成功した木村円吉だった。
　鰊の海産物倉庫から始まり、小樽の発展と共に営業倉庫として次々にこの近辺に倉庫を建て、1号から9号倉庫までが建てられた。
　臨港線と堺町大通りに挟まれた3号倉庫は、昭和58年北一硝子3号館として蘇った。歴史的建造物を再利用した先駆けであり、店内の広々とした空間を利用し、ガラス製品の販売店として観光客が群れを成している。
　木骨石造り建築の倉庫内が中央の通路で分かれており、その通路に荷物搬入用のトロッコのレールが今も残っている。この周辺には北一関係のガラス工房やベネチア美術館などが立ち並んでいる。

　小樽といえば北一硝子です。グ
ラスやランプなどを中心にガラス製品がたくさん揃っています。
　美しいガラス製品は小樽みやげとしてたいへん喜ばれます。

　小樽オルゴール堂二号館は世界中のアンティークなオルゴールが展示されています。
　からくり人形タイプ、自動演奏ピアノなどさまざまな種類のオルゴールが見られます。
　時間によってはオルゴールコンサートが日に数回開催されるそうです。

　七差路と複雑なメルヘン交差点。
ここから中央通りまでの１ｋｍには明治・大正・昭和初期に建てられた歴史ある建造物が多く見られます。
　歴史と文化に触れられる通りです。

　明治の赤レンガの建物を利用した店内には箱型から壁掛けタイプまで3,000種類を越えるオルゴールが揃っています。
　店舗内前にはノスタルジックな蒸気時計があり観光客に人気があるそうです。

　1924年(大正13年)にウォール街の一角に建てられた。
　旧第一銀行小樽支店で角が丸味を帯びたシンプルな石造り4階、地下1階のルネッサンス様式を取り入れた建物。