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野付半島

北海道野付郡別海町野付 63番地

撮影日:2007年07月13日

 
野付(のつけ)半島・野付湾・風蓮湖

 野付半島と、その内側に広がる野付湾。湾内には複雑な形に突出した干潟が形成され、塩髄地滞には甲殻類、貝類、魚類、ゴカイ類などが多く生息。また自然度の高い、多様な湿地環境を反映し、春と秋には2万羽以上の渡り鳥が飛来し、重要な中継地となっています。
 根室半島の付け根にある風蓮湖は、東西約20km、周囲約65km、面積約5,600haの海跡湖。二つの砂州でオホーツク海と隔てられ、2ヵ所の開口部で海とつながっている汽水湖でもあります。海岸線が複雑な形をし、湖岸には広大な干潟が形成され、河口付近には塩湿地が発達し、独特な景観を見せています。恵まれた海産資源や豊かな自然環境を反映して、
オジロワシ、シマフクロウ、タンチョウなどの稀少類が生息しているほか、多くの渡り鳥の飛来地、中継地として利用され、280種あまりの鳥類が確認されています。

野付半島と打瀬舟
 全長26kmの日本最大の砂嘴(さし)。形成は3000年前に始まり、古くから生活も営まれ、擦文時代(さつもんじだい)の竪穴式住居も多く見られます。
江戸時代には国後へ渡る要所として通行屋が設けられ、北方警備のため武士も駐在しました。
 トドワラ、ナラワラの特異な景観や、春と秋に早朝、野付湾に浮かぶ打瀬舟の光景は、遠い昔に思いをはせてしまいそうになります。

 野付湾の風物詩、「打瀬舟による北海シマエビ漁」として知られ、霧にかすむ海原にゆらめく舟影は幻想的です。
 シマエビの住処であり、餌となる藻を傷つけないよう、動力船ではなく、打瀬舟を使って捕るこの漁法(打瀬漁)は、100年以上続いていると言われ、今もなお伝統が引継がれています。
 2004年10月第2回北海道遺産選定会にて、
北海道遺産にも指定されています。
 平成14年(2002)に完成した
ネイチャーセンターを拠点に様々な住民活動も展開され、今後の自然景観の保全・利括用に期待がかかります。




野付半島(ネイチャーセンター)の航空写真で見るとこんな形です。





     
     
     
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