撮影日:2007年07月30日
血脈桜(けちみゃくざくら) 乙女と血脈にまつわる伝説に由来する桜
最北の城下町・松前にある光善寺は、1575(天正3)年建立の浄土宗の寺。19世紀中頃に造られた美しい庭園、松前の桜の古木・血脈桜(けちみゃくざくら)がある。 血脈桜の樹齢は推定280年以上、品種としては北陸地方に自生する桜に近く、北前船とともに運ばれた日本海文化のひとつと推察されている。 松前を代表する早咲き桜の品種・南殿の親木ともなっている。 開花は例年5月上旬だが、今年は4月29日に開花し、5月3日〜5月10日頃に見頃を迎えそうだ。
若狭の禅僧随芳(ぜんそうずいほう) が奥尻島に草庵をひらいたことから始まる古寺で、1490(延徳2)年、奥尻より大館に移りました。 本堂や庫裏は戊辰戦争で焼失しましたが、江戸時代中期のものと思われる山門(惣門)と経堂が残りました。 平成5年に国の重要文化財に指定された山門は、道内最古の建造物のひとつです。