昨日摩周湖へ行った時に、駐車場で硫黄山との共通券で使えると聞いていたので寄って見ることにしました。そう言えば、摩周湖の第三駐車場からも黙々と白煙を上げている山が見えていました。
国道391号線を走っていると景色が変わり周囲は植物らしきものが無く独特の硫黄の匂いと白煙が見えてきました。硫黄山は、現在でも無数の噴気孔から噴気が上がる活火山だそうです。駐車場に入ると見覚えのある黄色いマーチが!もしや釧路展望遊歩道で知り合ったTさんでは?と思い、周りを見渡したが居かった。駐車場の前には大きな建物「硫黄山レストハウス」があり、食事や休憩もできそうなので帰りでも寄って見ようと先ずは硫黄山へ向かうことにしました。向かっている内に、遠ぉ〜く向こうから歩いてくる人に見覚えが!手を振ってみるとやっぱりTさんでした。ここでまた会えるとは思っても居なかったので嬉しかった。
「硫黄山」
川湯温泉の南側にある標高512mの小高い活火山で、8千年ほど前、屈斜路カルデラで発生した大噴火により隆起したのが硫黄山である。
硫黄山は、アイヌ語名「アトサ・ヌプリ」とも呼ばれ、アイヌ語で「アトサ(裸)」「ヌプリ(山)」という意味だそうです。
茶色の地肌がむき出しの山麓から山頂にかけて無数の噴気孔があり、硫黄分を含んだ白煙が上がってます。
現在、落石の危険性があることから登山者の安全を考慮して立ち入り禁止となっていますが、山の中腹には「熊落とし」と呼ばれている深さ約50mにもなる火口跡があり、アイヌ人がこの崖に熊を追い落としたことからこの名前がついたと言われています。
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