南富良野にある「幾寅駅」へ来ました。ここは、浅田次郎原作「鉄道員」の舞台となったロケ地です。映画の中では「幌舞駅」で設定されてました。
駅周辺には、現在も映画の町並み「だるま食堂」や「理容店」などロケで使用された建物が保存・公開されてて、まるで映画の中へ入り込んだような感覚でした。
駅構内には、無料で見学できる展示コーナーがありましたが、時間が過ぎてたために閉まってました。明日、もう一度訪ねることにしました。
鉄道員
一筋に人生を送ってきた駅長佐藤乙松(高倉健)の前に、ひとりの少女が現れ、あどけない少女に優しく話しかけながら、その少女に雪子の面影を重ねていた。
その夜、昼間の少女が忘れた人形を取りに来た中学生の姉が駅舎を訪れてきたが、姉も人形を忘れて帰ってしまった。
翌日、二人の少女の姉と名乗る高校生が駅舎を訪れてきた。彼女は鉄道が好きらしく、乙松の話を聞いたり楽しい時間を過ごしたが、実は彼女は17年前に死んだ乙松の子供「雪子」だった。
彼女は、自分が成長する姿を乙松に見せに現れてくれた。そのことを知った乙松は、死に目にもあってやれなかった娘への後悔の気持ちが雪のように溶けていくのを心の中に感じるが、翌朝、駅ホームで冷たくなった乙松の亡骸を発見される。
高倉健、大竹しのぶ(妻役)、広末涼子(娘役)、第23回日本アカデミー賞9部門で最優秀賞受賞、主演の高倉健さんはモントリオール世界映画祭で主演男優賞受賞。
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