別海北方展望塔

北海道野付郡別海町尾岱沼(おだいとう)5番地27

撮影日:2007年07月13日

 次の目的地「野付半島」へ国道244号線を走っていると、右手に何やら不思議な像が見えてきた。良く見ると、北方領土の方角を指差し何か?を叫んでいるようです。
折角なので、ちょっと立ち寄って見ました。
 この像は
「四島への道・叫びの像」だということが分かった。北方領土返還要求運動のために昭和57年8月7日に像を建立したもので、「島を返せ」っと叫び続ける国民の総意を老女と孫に託しているそうです。ここから国後島までの距離は16kmだそうです。
 建設の目的は、「北方領土返還要求運動」の正しい理解と国民世論の高揚のためだそうです。
少しでも、北方領土に関心があれば、是非寄って見てください。勉強になります。

 展望塔の駐車場(50台無料)は、国道244号線の向かい側になりトイレの施設もあります。展望室の中には、軽食コーナー、売店、2階に北方領土資料展示室になってました。

5月〜10月まで 9:00〜17:00
11月〜4月まで 9:00〜16:00(この期間は、毎週月曜日が休館日です。)


 展望塔の中から、野付半島、オホーツク海に北方領土が見えるとの事で、中に入って見ました。
真ん中辺りに野付半島へ続く道、その奥にオホーツク海に浮かぶ「国後島」が見えました。そういえば、この辺の国道沿いに
島を返せ!とか四島返還などを良く見かけました。






 左の四本の柱(四島を見立てた)と、叫びの像との間が16mだそうで、その距離を見立ててるそうです。


 北方領土の事は、学校の社会の授業で教わったことがあるのですが、九州に住んでいると、どうしても身近な問題、自分が住んでいる国の問題だと意識できなかったのですが、ここ へ北海道に来て見て北方領土が間近に感じ、何だか?不思議な感覚になってしまいました。それにしても、この オホーツク海の数十キロ先は、ロシア領土なので監視船も行き来しているのも見え、ちょっと怖いイメージです。
 

 中は、北方領土に関するこれまでの歴史、資料や島々の紹介がしてありました。北方領土といっても授業で習った事では余りピントしなかった。ここへ来て見ると、いろいろな事を知ることができて良かったと思う反面、九州へ戻ると 遠く感じて忘れてしまうのでしょうね。

 北方領土(北方四島)は、北海道の東北部にあるオホーツク海に浮かぶ4つの島々で、択捉島(えとろふとう)国後島(くなしりとう)色丹島(しこたんとう)歯舞群島(はぼまいぐんとう)のことで、島々が4つに分けられている地域です。
 納沙布岬(本道最東端)からだと、歯舞群島の貝殻島までの距離でわずか3.7kmしか離れてないと説明してあった。
詳しくはhttp://4islands.jp/outline.php



 今日は、生憎の空模様で海の色もどんより色、天気が良ければクッキリと四島が見えるのでしょうね。

     
     
     
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